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些細な一言で大きく変わった、私のメンター生活|受賞チームインタビュー②

· 【インタビュー】

今回はMentor Award2019の自習室運営部門で準優秀賞を獲得されたチームの岡菜々美さんに受賞の喜びを語ってもらいました!

この仕事は自分には合わないのでは…

このお仕事に出会った当時、私は今のレギュラー校とは別の学校を担当する予定でした。その学校さんには二度うかがわせていただいたのですが、自分が不慣れなこともあり、既に関係の出来上がった生徒さんたちとメンターたちとの繋がりの中にどの程度踏み込んでいいものなのか、そしてそもそも自分が突っ込んでいっていいものなのかも分かりませんでした。優しくて、話が楽しくて、質問にもばっちり答えられる、そんな先輩メンターさんたちと自分の差を思い知らされ、とにかく自分の無力さを痛感させられた記憶が鮮明に残っています。

そんな中始まったのが、今のレギュラー校での勤務でした。その学校さんでの初のプログラム開始のタイミングでもあり、ということはつまり、メンターと生徒さんとの関係性を、

ここから、一から築いていくということ。このお仕事と自分との相性に自信を無くしていた私には、正直自分では務まらないように感じていました。

実際にそこでのお仕事が始まってからも、苦悩は消えませんでした。生徒さんとコミュニケーションをとりたいと思っても、どの程度歩み寄っていいのか分からない。一見困っているように見える生徒さんでも、今こちらから声をかけたら、勉強の邪魔になってしまうんじゃないか。本当は困っているわけではないんじゃないか。そんな風に考えて、一歩踏み出すことが出来ずにいた時期もありました。

「ありがとう」をきっかけに

そんな中、ひとつの転機が訪れました。メンターも、そして生徒さんもお互いに手探り状態で、一言二言交わすことこそ出来るようになってはいたものの、生徒さんから勉強に関しての質問は出ないし、明らかに困っているところにメンターが呼び掛けても話してくれず、そして何より生徒さんが、真に心を開いてくれていないことをひしひしと感じ、頭を悩ませながらも声掛けだけは必死に続けているところでした。

一人の生徒さんが、これでもかという程に緊張した面持ちで、しかしながら自分から、メンターのもとへやって来てくれたのです。その生徒さんは、ハードな運動部の活動後にも関わらず、毎日自習室に足を運んでくれていた子のうちの一人でした。

「テニス部大変なのに毎日がんばって来てくれて嬉しいよ、ありがとう。今日も一緒に頑張ろうね。何か困ったことがあったら遠慮せずにね。」

こんな些細な一言がきっかけだったように思います。その日のその出来事をきっかけに、私たちの関係は大きく変わりました。生徒さんが解法を理解したときに見せてくれる笑顔が嬉しい。一緒に正解にたどり着いたときの達成感を、もっと一緒に感じたい。そして何より、それぞれの生徒さん一人ひとりに、その生徒さんにとって最善の形で寄り添うことのできる存在でありたい。そんな想いを、確かに感じるようになりました。

メンターに正解はない

これまで私は、以前お世話になった学校にて目にした先輩メンターさんの、その時目にした姿そのものを「メンターというもの」の型として考え、そこに自分をはめ込むことに必死でした。

でも、そんなことに本当の意味はありませんでした。「メンターというもの」の正しい形なんてなくて、それは個々のメンターが、そして生徒さんたちの一人ひとりが、それぞれにとっての「メンターというもの」を、自分で形作っていくものであることに気付きました。

先日、自身のレギュラー校を代表して参加させていただいた「メンターアワード2019」にて、非常に嬉しいことに、自習室に来てくれた生徒さんの数において表彰をいただきました。

このメンターアワードに向けては、レギュラーメンター一丸となって、自分たちの担当校での取り組みの中で誇れるものは何か、プログラムを良くしていくためには何をすべきか、

そして今後、自分たちは生徒さんのために何が出来るのかについて、考えるということを通して団結を図ってきました。これからは、表彰いただいたからこそ図れる団結があるはずです。私にとっての「メンターというもの」を教えてくれた、そんな生徒さんたち一人ひとりにとってのより良い”mentor”を、今後も追及し続けていきたいと考えています。

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