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生徒のリアルを肌で感じ、一人でも多くの生徒さんの「考える」きっかけを作りたい。

· 【インタビュー】

教育の現場をこの目で確認したい。自分の経験を後輩に伝えたい。

東京大学教育学部4年の村岡優太郎です。

中高時代はサッカー部で日々汗を流し、大学ではアカペラサークルに所属し歌を歌っています。

この大学体感プログラムキャストとしては大学2年次から勤務しています。

大学体感プログラムには主に2つの理由から応募しました。

一つ目は、教育の現場をこの目で確認したかったからです。

私は教育学部にて、学校教育における先生・生徒の授業実践がどのような現状にあり、どう改善していくべきなのかについて研究する専攻にいます。しかし、大学の授業ではどうしてもモデル校を中心とした数校のみを研究対象にせざるを得ず、もっと多くの学校の現状について知りたいという気持ちがありました。その中で、修学旅行のため東京近郊を訪れる中高を対象とした超短期のプログラムであるこの大学体感プログラムは、私個人にとって教育の現場を多く知る、絶好の機会であると思いました。

二つ目は、自分の経験を言語化したかったからです。

私は、人と直接相対して話すこと、人の感情を仕草や表情から読み取りそれに沿って話をすることがもともと好きでした。そんな中で中高生が今欲している情報を把握し、自分の経験を基に話すことができるこのプログラムのあり方は、私にとっても自分の過去の経験を言語化することができるため有意義でありながら、生徒さんにとってもこれからの学生生活を送る上で参考になりうるため、一石二鳥なものであると思いました。

中高生のリアルを直に感じ、一緒に考えることができる。

私は勤務する中で、この大学体感プログラムのキャストの仕事を、「生徒さんがお兄さん達と一緒に、将来について少しだけ立ち止まって考えることができる、その補助をしてあげられる仕事」であると思っています。

私の中高時代を振り返ってみると、日々の部活や楽しいことに常に意識を向けて、悪い言い方をすればそこにとらわれて、一日一日精一杯生きていたと思います。悪いことではないと思うのですが、やはりそこには自らの近い将来について考えること、少し先について真剣に考えることから逃げていた自分がいました。プログラム中の中高生を見ても、やはりその場の楽しさを重視する生徒さんが多くいるなあと思うときはあります。これがリアルだな、と思います。

そんな時に、自らの反省から、よくプログラム中に生徒さんにこう語りかけます。「将来について考える、その時間も自信を持って勉強時間の一つとして捉えていい。勉強時間を圧迫しているとネガティブに捉える必要は全くない。安心して大丈夫。」と。

周りも頑張っているから、自分もとりあえず頑張ろう、と見切り発車でものごとを進めることほど怖いことはありません。

今の自分の現状も、目標も、なにも把握できていないということを知るだけでも違います。そこに生徒さんが気づき、立ち止まって自分を知ることが大事であることを認識し、自分の現状について、将来について、考えるきっかけになれるようにこのプログラムがあり、私たちキャストはそのきっかけ作りをお手伝いしている、と考えています。

生徒さんの姿勢を、前傾姿勢にできるか。

また、生徒さんが自分の現状や将来について把握しよう、考えようとすることになったとしても、その考えた中身を着実に実践することも同様に非常に大切です。

その際には、いかに能動的に動くことができるか、が大事になります。受動的な動きと能動的な動きではパフォーマンスに大きな差が出ます。

このプログラムは修学旅行中に組み込まれることが多く、プログラム最初には正直「先生に連れてこられただけだし。2時間も話聞くだけなんて…。」と言わんばかりの姿勢の生徒さんも多少いらっしゃいます。その時がキャストとしての腕の魅せ所です。体験型の2時間前後のコンテンツの中で、いかに能動的に聴く、情報を吸収する姿勢が大切であるかを体感してもらいます。生徒さんがプログラムの最後には目を輝かせて、前傾姿勢になって能動的にコンテンツに取り組んでくれていることが、私にとってのプログラムの成功の一つであり、やりがいになっています。

おわりに

大学体感プログラムのキャストは、たった2時間前後の中で生徒さんと仲良くなり、生徒さんのリアルを引き出し、自らについて「考える」きっかけを作り、能動的に取り組んでもらう姿勢を身につけてもらう、という、やることが盛りだくさんな、とてもやりがいのある仕事です。自分の体験に基づく言葉が生徒さんに伝わった瞬間は筆舌に尽し難く、プログラム終了時に生徒さんから「もっと将来について考えていきたいと思いました。」「これからは気持ちを切り替えて何事にも積極的にチャレンジしていきたいと思います!」と力強いメッセージをもらえることができたら、それはこの上ない喜びです。責任が伴うとも感じますが、やりがいのある仕事であると思うので、教育に興味がある人や、人と話すことが好きな人、自分の経験を伝えたい人、中高生に寄り添って一緒に将来について考えていきたい人、ぜひ一緒に働くことができたらと思います。

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